野球の打撃動作から打球方向を予測するための分析法


第50回 画像電子学会年次大会

打者がバットでボールを打った瞬間の,打者の顔の向きと,そのときの打者の姿勢とから,野球の打球の方向を予測するめの分析手法を提案する.遊撃手と二塁手の定位置から,打者を撮影する.撮影映像から,打った瞬間を撮影したフレームを抽出する.次に,MediaPipeを用いて,打者の肩・肘,両耳の位置(特徴点と呼ばれる)が検出される.特徴点の位置関係から,打球方向(流し打ちか,引っ張りか)を,ある程度の確率で推定可能である.